学生向けおすすめ記事は、基本的に自分が学生の頃の体験をもとに書いています。博士課程を一昨年修了したので、新しい記事を書くことはもうないだろうなぁと思っていました。ところが、今年の国際会議ACM UIST 2016でStudent Volunteer Chairを拝命したため、今度は学生に仕事をお願いする立場で学生の役得を実感することになりました。

この記事では、Student Volunteer (SV)の概要、SVになる方法と、なった場合のスケジュールなどについて紹介します。なお、ACM(コンピュータ科学系の国際学会)主催の国際会議を前提に話しているので、別の分野や別の学会ではちょっと勝手が違うかもしれません。

ACM UIST 2016 Student VolunteerとSV Chairの集合写真


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研究所の近辺にはきのこが生えます。

つくばはきのこだらけ

つくばはきのこだらけ

こういう立派なきのこがたくさんいます。8月は暑すぎてひっそりしていましたが、台風一過でまた出てきました。

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とにかくすごい数、わっと生えてくる

ただ、今回の主役はきのこじゃなくて、こっちです。

ススホコリの移動体

ススホコリの変形体(7月12日)

最近この真性粘菌であるところの真正粘菌亜綱モジホコリ目モジホコリ科キフシススホコリを育てようとして失敗したので記録を残しておきます。

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ご縁をいただいて、第2回つくば横の会に登壇しました。昨年開催された第1回も、実は参加だけしていましたが、昨年に増してパワフルな企画になっていましたね。

多人数の登壇者が要点だけさっと話してパネルディスカッションに入るというフォーマットも非常によかったと思います。私の講演で紹介したお茶会も多人数が登壇する点は同じですが、パネルディスカッションの時間をちゃんと取ってみてもいいな、と感じました。Twitter(Togetterまとめ)も、とても盛り上がっていました。

私の講演は「分野/職種/国境を超える科学技術のために」という大それたタイトルですが、要は「科学技術に関するコミュニティをどう作るか?」という観点で、これまでやってきたことを紹介するという内容でした。聴講いただいた方、コメントいただいた方ありがとうございました。

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最近プログラミング教育に関する世間一般の興味が高まってきています。オバマ大統領がイニシアチブを取り、コンピュータ科学に関する教育を全ての学生に課すため、関連する産業や研究開発に多額の政策投資を行おうというアメリカのCS for Allや、日本の政府成長戦略のなかで挙げられている小中学校でのプログラミング必修化など、国レベルでの取り組みも目立つようになってきました。

これに呼応するように、プログラミング支援に関する研究を引っ張ってきたアメリカの大学教授たちが、研究トピックを教育方面にシフトしてきています。政策とアカデミアの研究開発とがタイムリーに連携していて大変興味深く、日本でも参考にできるところがあるように思います。

日本科学未来館でのPicode Workshopの様子

日本科学未来館でのPicode Workshopの様子

私自身は教育もちょっとだけ(日本科学未来館)手伝ったり(CANVAS)してきましたが、基本的にはプログラミング環境の研究開発を主軸に据えています。先日立ち上げた勉強会(SIGPX)も、教育に限らずプログラミング体験に関する研究開発の情報交換が主目的です。ただ、国際的な研究コミュニティがざわついて見えたので、知っている範囲で事例を共有しておこうと考え、本記事を書いています。ちなみに、きっかけになったのはViscuit開発者である原田さんのFacebookポストです。

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先週までの2週間、ベイエリアのさまざまな研究所・企業を訪問し、ACM CHI 2016に参加していました。一部の旅程で同行した小山君川松氏ともども、さまざまな方々にお世話になりましたが、個人的にはパーソナルコンピュータの父とも呼ばれるAlan Kayの研究所Viewpoints Research Institute (VPRI)で研究紹介・議論をするのが主目的でした。

ご招待くださった大島さんには大変感謝しています。Alan氏は不在でしたが、みんな忙しいなか、主要メンバーほぼ全員とみっちり議論する時間をいただくことができました。

Communication Design Group, Los Angelesオフィスのエントランス

Communication Design Group, Los Angelesオフィスのエントランス

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